今の僕にとっては作品は物質として存在するものが最終的な形態であって、
それは単にプリントという紙媒体であれば何でも良いというわけではなく、思い描くサイズがある。
webやブックはあくまで見本であって、最終的なものとは違う。
だから自分が制作をする上でサイズとその画の品質というものは切り離して考える事は出来ないし、
マテリアル等に関してもそうで、どの形態が最も理想に近くなるのかということもないがしろにしてはいけないと思っている。
特にサイズに関しては求める画の品質と大きく関わってくる。
そういった意味で現在のスタイルでは品質が追いついて来ていないと感じる。
ただ、品質ばかりに目が行って内容がおろそかになってしまっても仕方が無いけれど。
どちらか一方ばかりに気を取られてもいけない。
もっと自然に、自分の理想に最も近い形態で作品を作るにはどのように撮影をして、仕上げていくか、ということを考えたいと思う。
これまでもそれなりに考えて作って来たけれど、今のままでは全然足りないと感じるようになった。
もっと大きなサイズで作って行きたいと考えている。
そうやって作った超大判プリントを保管する場所も買い手もないけれど、それはまた別の話…
毎度の告知ですが、現在僕も参加しているグループ展が開催中です。
会期は今週土曜日まで。会場は新宿なので、お近くの方は是非。
以下新宿眼科画廊のwebより引用
■■ ART & PHOTO BOOK EXHIBITION 2012 ■■
ART & PHOTO BOOK EXHIBITION
エントリー:A
ポートフォリオ+壁面展示(スペースS+E)
● 会期:2012年7月20日(金)?7月28日(土)12:00?20:00
★ クロージングパーティー&撤収 : 2012年7月29日(日)15:00?17:00
▲ 木曜休廊
■ 会場:新宿眼科画廊スペース: スペースS+E